指導理念


「ピアノが弾けることは一生の財産」

音楽は日々の生活のなかで悲しいことやつらいことなどあったときに慰められ、癒され、勇気づけられ、こころを元気にしてくれます。また、穏やかで温かく、優しい気持ちにもなれる豊かなこころを育むこともできます。

 

ピアノを通してきちんとやり遂げるちから、続ける事の大切さを伝えたい。

 

美しい心と感性豊かに育つことを願いながら、ピアノを通していろいろなことをお互いに学びながら、夢はそれぞれ違いますが、みなさんの夢が叶いますようお手伝いできたら幸いです。



私とピアノとの出会い

記憶がないまだ幼少のころ、お店を営んでいた祖父がおもちゃの卓上ピアノを買ってくれました。音に興味をもち、よく遊んでいたそうです。それからは楽しく、ひっきりなしに弾いていたそうですが、おもちゃのピアノですから、弾きすぎて音が出なくなったんですね。それをみた祖父がすぐに、三歳だったか四歳のころだったかわかりませんが、ヤマハのオルガンを買ってくれたのが私と鍵盤との出会いでした。

 

それから五歳のとき、新築を機にヤマハのアップライトピアノU3がお家にやってきました。当時はピアノブームで注文してもなかなかピアノが届かなかったときいてます。

 

それからピアノのおけいこが始まったわけですけれど、楽しいばかりではありません。練習しないと上手くならないし楽しくもなりません。ピアノやめたい!と思ったこともあります。でも母がやめさせてくれませんでした。あのときもしもやめていたのなら・・・今の私はないでしょう!やめさせてくれなかった母に感謝せずにはいられません。

 

このアップライトピアノが楽しいときもつらいときも悲しいときもいつも一緒でいろんな思いがたくさん積もっています。小さいときはよそのピアノと比べると鍵盤が重いから嫌だと思っていた時期もありましたが、指が弱かったこともあったんでしょうね。今はそんなことありません、いい音がでるんですよ。武雄教室にオルガンと一緒に置いてあります。


子どもたちに向けて

ピアノを習ったからといっても、目にみえて効果があるとか、勉強に直接結びついて成績が上がるというわけではありません。でもこれから先、何か困難にぶちあたったとき、音楽が元気をくれたり、励ましてくれたりしてくれることでしょう。そして生活に彩りを与えてくれることでしょう。

 

そうなるためにはやはりある程度努力して壁をのりこえる必要があります。途中で投げ出さず、続けてこそ音楽を楽しむことができると思うのです。

 

今からピアノを習い始めようと思っているこどもたち、どうかがんばって!高校生ぐらいまでは続けてくださいね。そしたら、その後もずっと、大人になっても楽しめますからね!お子様を習わせようかな?と思っていらっしゃる保護者のみなさま、どうぞ、末永く見守ってくださいね。途中であきらめさせないで応援してあげてください。

 

音楽が心のよりどころになるように。

 

あきらめないきもち、やってみようというきもちを大切に。